【JavaScript】if文 - 条件分岐 / 条件による処理の分岐

【JavaScript】if文 - 条件分岐 / 条件による処理の分岐

JavaScriptのif文(条件分岐)について解説します。

検証環境

条件分岐

条件分岐は“条件によって処理を分岐すること”です。

変数などの値を使って条件分岐することで、複数の処理パターンを作成できます。

if文

if文は“条件分岐を実現する構文”です。

基本構文

if( 論理値 ) {
    // 処理...
}

波括弧({})内の処理は論理値trueの場合のみ実行します。(falseの場合はスキップされます。)

また、論理値の部分は最終的にtrueまたはfalseであれば良いため、比較演算子や論理演算子を使った演算式を使うことができます。

一般的に、そのようなif文などの条件分岐に使う論理値の演算式を『条件式』と呼びます。

サンプル

let num = 180;

___ih_hl_start
if( 100 <= num ) {
    console.log("numは100以上の値です。");
}
___ih_hl_end

console.log("処理を終了します。");
numは100以上の値です。
処理を終了します。

3〜5行目がif文による条件分岐です。

条件式は100 <= numであり、この条件式はtrueとなるため、波括弧内の処理(console.log("numは100以上の値です。"))を実行します。

また、numの値を80に変更すると条件式はfalseになるため、波括弧内の処理はスキップされます。

___ih_diff_start
-let num = 180;
+let num = 80;
___ih_diff_end

if( 100 <= num ) {
    console.log("numは100以上の値です。");
}

console.log("処理を終了します。");
処理を終了します。

このようにif文を使うことで変数などの値に応じて処理を分岐、変更することが可能になります。